STEP1 基本理論 日程:2011年 3月15日(金)?27(日) 10時?18時

達成目標 対話型鑑賞(VTS)の理論的背景を学び、現代の教育現場における対話型鑑賞の必要性と可能性への認識を深める
主な内容
  • ヤノウィン率いるMoMA教育部が、なぜ対話型鑑賞に取り組んだのか。その歴史的・社会的背景を振返る
  • VTSの基本となる教育理論(アルンハイム、ハウゼン、ヴィゴツキー)の解説
  • VTSの実践映像をもとに、質問のタイミングや質問する際の言葉の用い方など、ナビゲイションを成立させるための要素の分析
  • 実証データに基づく、対話型鑑賞の教育効果の検証
  • 特別講師である大野照文、伊達隆洋を招き、理科教育および心理学のワークショップを通じて、コミュニケーションを軸にした鑑賞の効果を学習(*1)
定員 100名
受講料 25,000円
受講資格 なし
  • ◎文献購読他、事前課題あり
  • *1) Step1は教員免許状更新講習としても開講します。募集要項はこちらをご覧下さい。
    特別講師:大野 照文(京都大学総合博物館館長・教授)、伊達 隆洋(京都造形芸術大学講師)

STEP2 実践入門 日程:2011年 8月9日(火)?14(日) 10時?18時

達成目標 ナビゲイションの実践学習 ― ヤノウィンら講師陣による講評をうけて、ナビゲイターとしてさらなるスキルアップ
主な内容
  • VTSの実践スキルを学ぶ
  • 受講者全員が鑑賞者を対象にVTSを行う
  • 実践のふり返り、ヤノウィンらによる講評
  • 主にハウゼン理論を参照に、何故VTSが現在の方式で行われているかについて学ぶ
  • 各自の今後の課題についてディスカッション
定員 50名
受講料 60,000円
受講資格 STEP1 修了者
  • ◎文献購読他、事前課題あり

STEP3 実践上級 日程:2011年 3月26日(火)?4月1日(日) 10時?18時

達成目標 事前課題(*2)の検証、先行研究を用いつつ、ヤノウィンら講師陣と受講者全員でのディスカッションを通して、今後の実践と普及に対する具体的な提案と解決方法を見出す
主な内容
  • 課題として収集してきたデータの分析
  • 課題実践のふり返り
  • 先攻研究のリサーチ
  • VTSを他の教科・コンテンツに応用
  • 第三者にVTSを紹介、指導する場合の課題と準備物や学校を巻き込む際の問題点など、日本の教育現場で対話型鑑賞実践していくためには必要なことは何かを考える
定員 30名
受講料 100,000円
受講資格 STEP2 修了者
  • ◎文献購読他、事前課題あり
  • *2) Step2修了以降Step 3開始までの期間に、受講者各自が現場での実践を行っていただきます。また、その実践前後の鑑賞者による記述アンケートの収集、実践中の鑑賞者の様子の記録撮影、およびそれらの進捗を確認する定期的なミーティング(月1回程度、国内講師陣が指導)への出席が課されます。
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